葉狩皮膚科

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巻き爪矯正

巻き爪とは、つめの両横が下に丸まってつめの下の皮膚を挟みこむようになったもので挟み爪とも呼ばれます。 最も多い原因は、窮屈な靴を履くことです。窮屈な靴を履いていると、爪に横からの圧力がかかり、長い年月が経つうちに爪の横が下向きに曲がってきます。 もう一つの原因は、爪水虫などの爪の病気です。爪の水虫などでは爪の下の皮膚が厚くなり、爪を下から押し上げることにより巻き爪が生じてきます。 巻き爪の治療では、曲がった爪を器具を使って矯正します。当院では巻き爪矯正に以下の3つの方法を行っています。

巻き爪の矯正は現在のところ保険がききませんので自費診療となります。 詳しくはお問い合わせください。

1.VHO(3TO)

爪の両側に特殊な針金のフックをつけ、このフックをワイヤで巻き寄せて爪の曲がりを矯正していきます。3-4ヶ月ごとに装置を交換し、1年位続けていきます。

特徴:爪の根元のほうに装置を装着しますので、爪全体が矯正されてきます。矯正力は緩やかなので1年位の時間を必要とします。

当院実施例 当院実施例

VHOのHPはこちら

2.超弾性ワイヤ(マチワイヤ)

爪の先端で爪に穴をあけて弾力性の強い超弾性ワイヤを差し込みます。差し込まれたワイヤが元に戻ろうとする力で爪の曲がりを矯正します。1-2ヶ月程度でワイヤを交換します。

特徴:爪の先端にワイヤを差し込むため、爪がある程度伸びていないと装着できません。矯正力はかなり強いのですが、爪の先端に装着するため根元の方の矯正が行いにくい傾向があります。

当院実施例 当院実施例

3.形状記憶合金プレート(マチプレート;SMAP:shaoe memoru alloy plate)

形状記憶合金の金属プレートを爪の曲がりに沿って貼り付けます。普通の温度ではこのプレートは曲がったままですが、40℃以上に加熱するとまっすぐになろうとするので、そのときに矯正力が働きます。1日のうちに何度かヘアードライヤーをあてたり、入浴などにより加熱します。

特徴:根元からの矯正が可能ですが、過熱するという操作が必要です。また貼り付けたプレートがはがれることもありますので、その場合は再度貼り付けます。

マチワイヤとマチプレートのHPはこちら